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知ればもっと面白い!グランドキャニオンの歴史🏜️

アメリカ・アリゾナ州に広がるグランドキャニオンは、世界でもっとも有名な大自然の絶景のひとつ。今では国立公園や世界遺産に指定され、世界中からたくさんの人が訪れる人気のスポットになっています。

このページでは、そんなグランドキャニオンの「自然の歴史」「人々との関わり」「国立公園になるまでの歩み」などの歴史を、わかりやすく紹介していきます✨

目次

大自然がつくった巨大な谷✨

グランドキャニオンは、アメリカ・アリゾナ州に広がる、まるで地球のパワーをそのまま感じられるような大峡谷です。

長さは約446km、深さは最大で約1800mもあって、見渡す限りどこまでも続くその景色は圧巻。

この谷を作ったのは、コロラド川という大きな川。約600万年以上の長い時間をかけて、少しずつ大地を削りながら、今の姿になりました。

しかも、谷の壁に見えるカラフルな岩の層の中には、20億年前にできた岩も混じっているんです⏳。

つまり、ここに立つと「地球がどんなふうに変わってきたのか」を、まるで時間旅行しているかのように感じられます。

先住民にとっての「聖なる場所」🙏

グランドキャニオンは、自然のすごさだけじゃなくて、人々の歴史とも深くつながっています。

ずっと昔から、この土地にはネイティブアメリカン(先住民)の人たちが暮らしていました。

ホピ族、ハバスパイ族、ナバホ族など、いろんな部族がこの谷を「神さまの住む聖なる場所」として敬ってきたんです。

谷の中や周りには、岩に刻まれた絵(ペトログリフ)や、崖に作られた住居跡が今も残っています。それを見ると、彼らがどんなふうに生活して、どんな気持ちでこの地を守ってきたのかが想像できるんです。

今でも彼らにとってグランドキャニオンは特別な意味を持っていて、観光に訪れる人たちも、その歴史や文化を学びながら楽しむことができるんです✨。

探検と国立公園のはじまり🚂

グランドキャニオンを「世界に広めた」きっかけは、探検の歴史にあります。

1540年、スペインの探検隊がこの地を訪れましたが、あまりに深い谷に驚き、内部まで降りることはできませんでした。

その後、1800年代に入るとアメリカの探検家たちが調査を進め、ついにジョン・パウエルという探検家がコロラド川をボートで下る大冒険を成し遂げました。彼の記録がきっかけで、世界中にグランドキャニオンの存在が知られるようになったんです。

さらに鉄道が開通したことで、遠くからでもたくさんの観光客が訪れるようになりました。人々はその壮大な景色に感動し、この大自然を守らなければならないという声も高まっていきます。

1908年にはセオドア・ルーズベルト大統領がこの地を国定記念物に指定。そして1919年には「グランドキャニオン国立公園」が誕生しました🎉。ここから、自然を守りながら楽しむ新しい時代が始まったんです。

世界中から愛される景色💖

その後もグランドキャニオンは多くの人に愛され、1979年にはユネスコの世界遺産に登録されました。

今では年間で何百万人もの人が訪れる、世界でもトップクラスの観光スポットになっています。

サウスリムやノースリムと呼ばれる展望台から見える景色は、時間帯や季節によって色合いが変わり、何度見ても飽きないと言われています🌅。

でも、ただ美しいだけじゃありません。ここは「自然をどうやって未来に残していくか」を考える場所でもあるんです。観光客が増えることで環境に影響が出たり、気候変動で川の流れや植生が変わったりする課題もあります。

だからこそ、国立公園のスタッフや研究者たちは、自然を守るための取り組みを続けているんです🍃。

〜さいごに〜

グランドキャニオンの歴史をたどると、地球の長い時間が積み重なってできた岩の層や、先住民の人々が大切にしてきた暮らしの跡、そして探検家たちの冒険の物語など、たくさんのことが見えてきます。

この壮大な渓谷には、まだまだ知らないことがいっぱいあります。みなさんも実際に訪れたり、調べたりして、グランドキャニオンの大地が語る物語を感じてみてくださいね✨

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