パリから足を延ばして訪れたい、天空に浮かぶ幻想の修道院『モン・サン・ミッシェル』。潮の満ち引きにより姿を変えるその神秘的な姿は、多くの旅人を魅了し続けています。本記事では、そんなモン・サン・ミッシェルを存分に楽しめる1泊2日のモデルプランをご紹介。移動手段や見どころ、グルメ情報まで、初めての方にも安心の内容です。
[モン・サン・ミッシェル 1泊2日のモデルプラン]

【1日目】パリからモン・サン・ミッシェルへ
7:00〜8:00|パリ・モンパルナス駅よりTGVでレンヌへ(約1時間30分)
TGVという高速鉄道を利用すると、快適に移動できます。切符は事前予約がおすすめです。
9:30〜11:30|レンヌ駅からバスでモン・サン・ミッシェルへ(約2時間)
駅前のシャトルバスにて向かいます。道中、のどかな田園風景もお楽しみいただけます。
12:00|モン・サン・ミッシェル到着・ホテルチェックインします。
島内ホテルの場合は幻想的な朝夕の風景を間近で味わえますが対岸よりは比較的宿泊費が高くなります。
対岸ホテルの場合は比較的リーズナブルで眺望も良好かつ値段も島内より比較的安いです。
12:30〜13:30|ご昼食:名物の“ふわふわオムレツ”
「ラ・メール・プラール」にて、名物のオムレツや有名なリンゴのお酒シードルをお楽しみください。
14:00〜17:00|モン・サン・ミッシェル修道院見学
修道院(入場料・日本語オーディオガイドあり)で海に浮かんでいるかのような幻想的な景色を、この上ない特別な雰囲気の中でお楽しみいただけます。
島内の小道をのんびり散策しながらお土産を買うことができます。絶景スポットでの写真撮影もお忘れなく。
17:00〜夕暮れ|干潟と夕焼け観賞
干潟と夕日が織りなすドラマチックな光景をぜひご覧ください。潮位は事前にご確認いただくと安心です。
19:00〜21:00|ご夕食・ホテルでおくつろぎ
地元のシーフードやガレット(そば粉クレープ)が有名です。
「ムトン・ブラン」では夜のセットメニューとしてラム肉のローストなども召し上がれます。お値段もお手頃ですのでおすすめです。
【2日目】モン・サン・ミッシェルからパリへ

6:00〜7:00|早朝散策
観光客が少ない静かな時間帯に、朝もやに包まれた修道院を散策してみてはいかがでしょうか。
8:00|ホテルにてご朝食 → チェックアウト
9:00〜11:00|バスでレンヌ駅へ
11:30〜13:00|TGVでパリへ
午後|パリ市内観光・または空港へ
注目ポイント
■ モン・サン・ミッシェル修道院
旅のハイライトとも言える修道院は、8世紀に建てられた歴史ある建造物です。高台にそびえ立ち、まるで海に浮かんでいるかのような幻想的な姿を見せてくれます。中世の雰囲気が漂う内部では、礼拝堂や回廊、修道士の食堂などを見学できます。日本語のオーディオガイドもあるので、より深く理解しながら回ることができます。
■ 島内の小道散策とお土産めぐり
島内は石畳の小道が入り組み、歩いているだけでまるで絵本の世界に迷い込んだような気分になれます。お土産店では、モン・サン・ミッシェルのミニチュアや修道院モチーフの雑貨、シードルやクッキーなどローカルな商品が人気です。
■ 名物グルメ「ラ・メール・プラール」
ふわふわのオムレツで有名な「ラ・メール・プラール」は、創業1888年の老舗レストランです。泡のように軽い食感のオムレツと、地元のリンゴ酒・シードルの相性は抜群です。観光と合わせてぜひ味わいたい一皿です。
■ 干潟と夕日の絶景
モン・サン・ミッシェルは潮の満ち引きが激しく、干潮時には広大な干潟が現れます。夕暮れには空と海、修道院が美しく染まり、写真撮影にも最適です。潮の満ち引きの時間を事前にチェックしておくと、より美しい景色に出会えます。
■ 早朝の幻想的な風景
宿泊した方だけが味わえる特別な時間、それが早朝の散策です。観光客が少ない静かな時間帯に、朝もやに包まれた修道院や石畳の街並みを歩くと、昼間とはまったく違う、神秘的な世界が広がっています。
モン・サン・ミッシェルは、単なる観光地ではなく、自然・歴史・文化が一体となった特別な場所です。パリからのアクセスも便利で、1泊2日のプランで日中の観光や静かな朝の散策を楽しむことができます。名物のグルメや絶景スポットを巡りながら、ぜひ一度その魅力を体感し、忘れられない旅の思い出をつくってください!
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